どうも!とろあ(@tohroa)です。
2018年7月20日。本日はは、細田守監督最新作映画「未来のミライ」が公開されましたので、早速観に行ってきましたよ!
超美麗。背景のこだわりに惹かれたっ!
未来のミライ公開初日。仕事が早く終わったので、間に合うかも!?と映画館に駆け込み、開始10分前くらいに映画館に飛び込みました。
映画が始まって最初のシーンはある街の風景が上空から俯瞰的に投影されるのですが…
まず、この街の風景がとても美しい。
一瞬、「実写???」と見間違えてしまうほど、キレイ…というより現実的なんです。
おおかみ子どもの雨と雪の時も感じましたが、細田守監督作品の背景へのこだわりは素晴らしいものがあります。
最初のシーンから魅せられ、終始妥協のないクオリティの映画の世界に引き込まれてしまいました。
次からは少し本編内容について。「これから観に行く」って方は、少しネタバレになっちゃうかもなので、読んでいただく際には、お気をつけください。
「子どもの世界」と「大人の世界」
未来のミライのストーリーは、ある家庭の長男「くんちゃん」とその家族を中心に進んでいきます。
くんちゃんは4歳の男の子。ちょうどウチの子どもと同じ年なのですが、いろいろ出来るようになる中、自我が芽生え思い通りにいかないことに反抗してしまったりする年頃です。
そんなくんちゃんの家に、新しい赤ちゃんがやってくるところからストーリーは始まります…
未来のミライのストーリーをひと言にまとめると、「子どもの感情と成長、大きくなった大人たちの子ども時代の歴史」という感じでした。
子ども(くんちゃんの)シーンは少しファンタジーに入りこんでいくけれども、大人の世界は終始現実だけで表現されています。
ファンタジーに入り込んだ子どもの世界は大人たちからは見えず、子どもは子どもの世界の中で成長していくので、大人目線での「子どもは知らない間に大きくなる」ことを表したような映画だなと感じました。
自分の子どもに会いたくなった
冒頭くんちゃんの家に新しく加わる家族が映画のタイトルにもなっている「ミライ」ちゃん。
そんなミライちゃんと未来の世界で出会ったりしながら、くんちゃんは成長していきます。
ただ映画を観るだけだと、くんちゃんはそれまで独り占めしていたお母さんとお父さんをミライちゃんにとられてしまい、思い通りにいかないことにワガママばかり言っている子どもなのですが。
この仕草や感情が、まさしくいまウチの4歳の娘と全く同じなのです。
いろいろな感情が芽生える中、制御できたり、できなかったり。
子どもの豊富な感情を表現しつつ、少しづつ成長していくくんちゃんを見ていると、ぼくも自分の子どもにすぐにでも会いたくなってしまいました。
未来のミライは、おおかみこどもの雨と雪やバケモノの子にもあったような、家族をテーマとした内容が感じられ、今回もステキな映画に仕上がっていました!
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