とろあ的パソコン仕事術(4)OSの動きを理解する

どうも!とろあ(@tohroa)です。
とろあ的パソコン仕事術第4回になります。今回のテーマはOSの動きを理解するです。
ちょっと難しい内容になるのですが、普段パソコンを操作するときに意識して、パソコンの動きと扱い方をマスターしちゃいましょう!

一つ一つの操作の流れを、操作しながら考えてみよう

パソコンでプログラミングする人がおり、作成したプログラムの通り、アプリケーションが動いたりしますが…

そもそもOSもプログラムされて動いています。

キーボードが押されたとき、マウスがクリックされたとき、メニューが選択されたとき、それぞれの操作が行われたときの動作は、OSとアプリケーションお互いの処理によってなりたっているのです。

本記事では、そこまで深く理解しようというお話ではありませんが、極端に言えば、そこまで理解すると、パソコンの扱いがグッっっとうまくなると思います。

今回紹介する仕事術はかなり概念的になってしまうので、理解いただくのも難しいかもしれませんが、以降いくつか例を示しましたので、OSの動きを理解するというテーマがどういうことなのか感じて、普段のパソコン操作で意識してみてほしいと思います。

画面切り替えをマスターする

とろあ的パソコン仕事術第二回にて、Alt+Tabと一度押すとアプリケーションの切り替えができるというショートカットをご紹介しました。

Alt+Tabでは、以前に起動していたアプリケーションに戻ります。
Tabを1回押すだけだと一つ前に起動していたアプリケーション、Tabを続けて2回押すと二つ前に起動していたアプリケーション、3回押すと三つ前に起動していたアプリケーションという感じで。

例えば、メモ帳、メーラ、ブラウザの順で起動したとしましょう。いま開いているアプリケーションはブラウザです。

この状態でAlt+Tabを一度押すとメーラに切り替わります。
更に、もう一度Alt+Tabを押すとブラウザに戻ります。

アプリケーションの切り替わりを表すと以下。

  • 1:ブラウザ、メーラ、メモ帳
  • 2:メーラ、ブラウザ、メモ帳
  • 3:ブラウザ、メーラ、メモ帳

上記のように、Alt+Tabを一度押すだけでは、同じアプリケーションを行ったり来たりするだけで、いつまでたってもメモ帳には切り替わりません。
ここでAlt+Tabのあとに、Altを押したままもう一度Tabを押下することで、やっとメモ帳に切り替えることができ、アプリケーションの順番は以下のようになります。

  • 4:メモ帳、ブラウザ、メーラ

ここまでの説明を「なにを当たり前なことを」と感じられている方も多いかと思いますが…

いま上で説明した内容を理解はできていることと、普段から意識して操作できること大きな違いがあるのです!!

普段、パソコンで作業するときに、2〜3ファイルくらいを行き来することは頻繁にあると思います。
それをタスクバーから選んで作業するのか、2〜3ファイルくらいであれば、マウスを全く使わなくても操作できるのか…後者のほうが効率的だと思いませんか?

アプリケーションの順番を意識しながら作業できるようになることで、2〜3ファイルをスムーズに切り替えられ、仕事のスピードを向上させることができると、ぼく自身確信していますので、ぜひ試してみていただければと思います。

コピー&ペーストの仕組みを理解する

パソコンで当たり前に行う、コピー&ペーストにもいろいろな動きがあります。

ブラウザで調べた表の内容で、挿入したいときに値だけ貼り付けたいのに表そのものが貼り付けられてしまい、表の項目を一つずつコピペしたり、やむなく手打ちしたりしている人もいると思います。

上記の場合、コピーした内容を一度「メモ帳」に貼り付けて、再度コピーして貼り付けることで、文字だけ貼り付けることが可能です。

この現象は、コピーした内容に表形式の情報が含まれていることが原因で起こっていました。

コピーした内容から、表形式を削除すればいいのですが…そのために、一度表形式を表現できないメモ帳に貼り付けることで、文字情報だけしか表示されなくなるため、再度コピーすれば表形式情報を取り除くことができたのです。

とろあ的パソコン仕事術(4)まとめ

今回のテーマについて説明した例は、極一例です。

OSやアプリケーションの動作は様々なため、思ったように動かなかったり、意外な方法でうまく実行することができたりします。

これらの動きを完璧に理解することは難しいですが、せっかくなので色々覚えて効率的にパソコンを使いこなしてほしいと思います。

個人的にですが、パソコンでやりたいことができないときには、自分がパソコンを使っているのか、パソコンに使われているのかわからなく感じてしまい、絶対目的の操作を実行してやろうとぼくは思うのです。

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