こんにちは。とろあです。
最近、副業で稼ぐということに注目が高まっている気がします。自分も最近本業以外での収入を確立させたいと思っており、「ほったらかしでも月10万円！ミニサイトをつくって儲ける法」という、著者 和田亜紀子さんの本を読みました。
自分と同じく本業以外の収入がほしい！ミニサイトってなんだろう？という方は、この本の内容を、感想と合わせて簡単にまとめてみたので、読んでいってもらえると嬉しいです。
ブログではなく、ミニサイト。
本書はブログではなく、ミニサイトにフォーカスした本になります。
ミニサイトとは…この本の第１章冒頭でも早々に触れられていますが。早々に「これがミニサイトだ」という定義はありません。という内容から始まっています。
ということで、この本では最初にミニサイトについて以下３点を定義付けされていました。
- 絞り込んだニッチテーマ
- コンパクトサイズ
- 全体設計かっちり
個人的に、１と２は本書を手に取る前からイメージしていた通りでしたが、３はどちらかというと量産する必要があるイメージを持っていたため、ちょっと考えを改めて読み始めました。
本書の後半のコラムで、ブログとミニサイトを管理されている３名の方々との座談会が掲載されており、そこで「ブログとミニサイトの違い」についても書かれていました。
３名の方の意見と、著者の和田さんの意見と本書の内容を通して見ても、ブログに対してミニサイトは「情報が集約されて参照するためのサイト」というイメージなのだと読み取りました。
たしかに、比較的規模の大きなブログの中で、読む側が目的の記事に探してたどり着くのは大変ですが、構成・情報・関連が整理されたミニサイトだと目的の情報に行き着きやすいイメージですね。
本の内容は著者の実サイト掲載中心の内容
本書の内容は、著者である和田亜希子さん自身が運営されているミニサイトの掲載と合わせて、それぞれのサイトを作成された経緯を踏まえ、どういった流れでミニサイトを作っていくのか、その考え方がまとめられています。
全体を通して「ミニサイトを作る作業」に関する記載より、「ミニサイトを作るための考え方」に重点を置かれた本だったと感じています。
だたし、当然「こういうサイトを作ればいいんだよ」という直接の答えは掲載されておらず、私自身が和田さんが作られたサイト自体を真似て作れば完成するわけでもなく、私を含めてみんなそれぞれ得意・興味のあるジャンルでミニサイトを立ち上げれば良いということが挙げられています。
正直私自身も「ミニサイトを作成してみようにもテーマはどうすれば…」と悩んでしまうところですが、テーマ決めについても、自分の得意なことや、これまでの経験、これからやろうとしていることなどを取り上げ、決して弱気にならずに作成しましょうということが書かれていました。
今まさに自分のニーズに基づいて情報収集をし、現在進行形で検討作業を進めている人だからこそ可能な情報発信があるのです。20年以上も前にライセンスを取得した人にはできない、初心者目線のライブ感のあるレポートが可能だと思いませんか。
ほったらかしでも月10万円！ミニサイトをつくって儲ける法：36ページより
この内容を読んだときに、なるほどと感じました。
例えば、これから資格取得を目指そうとしてサイトを立ち上げても、資格を持っている人がたくさんいるから、自分が情報発信しても仕方ないんじゃないか、と思ったりしていましたが…
でも、これから資格を取るぞ！と勉強して、難しいところで悩んだり、つまづいたりする情報は、他の人も同じように詰まってしまうかも知れず、その解決方法は参考になる可能性は十分にあるな、と感じますね。
・・・とは言え、有名な資格、人気の資格は、すでに取り上げられて良くまとめられているサイトがあると思いますので、ニッチなテーマ探しにはまだまだ悩みそうかな。
ミニサイトを作るには本腰を入れる必要あり！
テーマ選びも悩ましいところですが、ミニサイトを作る作業と、しっかり作りきるための自己管理についても触れられていました。
自分はブログも書いており、しっかり取り組もうと思ったら、自分自身のタスク・スケジュール管理が重要だと感じていますが（できてないから更新が滞りがちです…）、本書でもミニサイトを作るためには、しっかり準備を作り始めてからもタスク・スケジュール管理が必要と言うことが述べられているのですが、自分が印象に残った内容を一部抜粋させていただきます。
私は多い年で年間９つのミニサイトを立ち上げたことがあります。
ほったらかしでも月10万円！ミニサイトをつくって儲ける法：30ページより
本書を手に取る前は、ミニサイトというと、小規模なサイトを量産してアフィリエイト収入を得ることを目指すものかと考えていました。しかし、上記内容を読んだときに、内容の薄いものを量産するのではなく、しっかりとテーマや内容、読んでもらうターゲットを意識して作られているのだなと感じました。
年間9つ作ることをイメージしてみると、いまでは大変そうに感じますが、しっかりとミニサイトで収益を出されている人の運用方法を垣間見ることができ、参考になったなと思っています。
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